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参院選のポスターを振り返る【東京都選挙区 その2】

参議院選挙も自民党圧勝、幸福実現党惨敗という結果に終わり、マック赤坂も引退宣言をして、すっかり祭りの余韻も無くなってしまった今いかがお過ごしでしょうか。

 

 

映画「立候補」2回目の感想だとか、参院選の予想の反省会とか色々と書かなければいけないような気もするのですが、まずは今回の選挙のポスターをじっくりと振り返ってみたいと思います。

 

東京は初日に見つけたものは前回の記事に載せてあるので、それは省略するとしてそれ以降に発見したもの、貼られたものを貼っていきます

 

 

大河原雅子(無所属)のポスター、写真は変わってないが「無所属・現職」、「前回トップ当選」といった点を前面に押し出している。

 

中松義郎(無所属)のポスター、背景赤色で左半分に縦書きで名前を配置し右半分に顔のアップという構図は前回、そして前々回の東京都知事選のポスターと同じ。ただ、文章やキャッチコピーは毎回異なるのでこの変化を楽しみたいものである。

 

参考:前回の都知事選のポスター

前々回の都知事選のポスター

 

 

こうして見比べてみると使い回しているわけではないことがよく分かる。

 

 

又吉光雄世界経済共同体党)のポスター、これも毎回おなじみのデザインだけど文章は毎回違うのでこれも後でじっくり見比べたいところ。今回のはいつもより密度が濃い気がする。対立候補が多かったからか?

 

 

マック赤坂(スマイル党)のポスター、上のものは上から貼ったシールが何者かに剥がされているところで分かるように大阪県知事選の時の流用。そして下のポスターも左上の「東京」がシールで貼られており、キャッチコピーの内容や写真の服装から新潟県知事選の流用と思われる。他のところも過去の選挙の際に作って貼れなかった余りを流用していると思われ、他にも何パターンか発見できた。

 

 

鈴木寛民主党)の後半に貼られたポスター。民主党のロゴも大きくなり、どこ向いてるかよく分からないような写真から正面を向いた写真に変わっている。

 

 

犬丸勝子(無所属)のポスター、ポスターのデザインをネットで募っていたりしてその都度新しいデザインが増えたりしたので何種類あるかは不明、10種類ほどはあったと思われる。どういう意図を持って女の子のキャラクターを入れているのかも不明。そういう層に媚びているのだろうか?ただ、この絵では・・・

 

西野貞吉(無所属)のポスター。組織がありそうな候補でもないのだが、かなり多くの掲示場でポスターを見ることができて諸派無所属系では頑張っている印象を受ける。衆院選の時のポスターと同様に給与の現金支給の主張を目立たせている。それに加えて今回は他の政策も載せているがごちゃごちゃせずまとまっている。

 

参考:衆院選時のポスター

 

 

以上が掲示場にてポスターを発見できた候補で、残念ながら森純、松本實、中村高志のポスターは最後まで発見することはできなかった。また、ネット上での情報もなかったためポスターは作っていなかったのではないかと思われる。

 

次からは北から南へ紹介していきたいと思います。